RideOasis(ライドオアシス)
洗浄方法
STEP1:デ・ラ・トレイルトリートメントオイルを洗浄器に投入する
STEP2:洗浄器をチェーンに装着して20回ほどクランクを回転する
STEP3:ペーパーウエスで余分なオイルを拭き取る
デ・ラ・トレイル Q&A
デ・ラ・トレイルの潤滑にはオイル成分による潤滑と CNT による潤滑の 2 段階があります。
オイル成分による潤滑では 200km~250km と考えています。
オイルが乾いた後も金属面にコーティングされた CNT で 600km 程度の耐久性があると考えています。
チェーンに取り込まれた砂塵がリンク内で粉砕された粉塵と、その粉塵がやすりとなってチェーンを削った金属粉です。
ライド中に常に排出されることで、リンク内の潤滑を保ちます。
浮き出たチェーンの汚れはその日に巻き込んだ粉塵ですので、その日のライドの終わりに拭き取っていただければと思います。
デ・ラ・トレイルには水置換性のある溶剤は使っていません。
理由はオイルの性能に悪影響が考えられるからです。
通常のデ・ラ・トレイルトリートメント作業には洗剤や水を使用しないので、そもそも水置換機能は必要ありません。
オフロード競技で汚れた車体を水洗いしたり、雨中でのライドの場合にはチェーンに水が浸入します。
デ・ラ・トレイルでのトリートメント作業は、チェーンを駆動しながらオイルで洗う動的な洗浄です。
チェーンの可動部が動いているところに高い浸透性のオイルが大量に送り込まれるため、内部の水分も押し出されるように排出されます。
通常オイルトリートメントをすると半分以上のオイルがチェーンに吸い込まれると思うので、わずかしか洗浄器には残らないと思います。
汚れがそれほどひどくなければ、新しいオイルを追加いただくことで利用は可能です。
オイルを入れすぎないことです。作業中に周りに飛び散る可能性が高くなります。
何度かデ・ラ・トレイルをしたチェーンだと内部が綺麗に保たれているので、より少なめのオイルでの作業をお勧めします。
初めてデ・ラ・トレイルするチェーンでスラッジ汚れなどが酷い場合、トリートメント後にリンク内のスラッジを徐々に溶解していくため、比較的長期にわたり(1 週間~10 日間)、チェーンから黒い汚れが飛散する場合があります。
これは、チェーンリンク内の汚れをクリーニングしている状態なので正常ですが、気になるようでしたらもう一度トリートメントいただくと排出された汚れを除去することができます。
ディスクブレーキの普及が進んでいるためスプレータイプのオイルはご用意していません。
再度トリートメントすることをお勧めします。